どうも、Tommy(@SitommyBlog)です。
今更聞けないことってありますよね。ここでは、『Web』について説明していこうかなと思います。
そもそも一般の方からすると『Web』って聞き慣れた言葉ですが、意味についてはいまいちちゃんと説明できる人っていなんじゃないでしょうか。
Webデザイナー・エンジニアの方も実は曖昧なままでいる方もいると思います。そんなあなたに今更聞けない!Webについて語って行こうと思います。
Webとは?
Webとは、World Wide Web(ワールドワイドウェブ)の略で、よくURLで『WWW』と書いてある部分ありますよね?実は、『WWW』は『World Wide Web』の頭文字をとったものです。
Webは、インターネット上で提供されているサービスの一つです。
ちなみに、Webという言葉自体は、『蜘蛛の巣』という意味からきているそうで、蜘蛛の巣のように世界中に点在するWebサーバーがインターネット網で繋がっているところからきたそうですよ。
専門用語
Webクライアントという言葉自体あまり聞きなれない人が多いと思います。一般的に『Webブラウザ又はブラウザ』と呼ばれています。
browse(ブラウズ)とは、『拾い読み』という意味でWebの性質をよく表しています。
また、技術の世界では『User Agent(ユーザーエージェント)を略して:UA』と呼びます。
Webサーバーの事はサーバーと呼ぶこともありますのでそちらも覚えておきましょう。
インターネットの仕組み
Webは『クライアントサーバーシステム』という形で構成されています。
クライアントサーバーシステムとは、サービスを提供するサーバーと、そのサービスの提供を受けるクライアント(ブラウザ)の組み合わせで成立していることを指します。
上記の図のように、ブラウザは、インターネット網を通して世界中どこからでもWebページなどのデータをWebサーバーに要求することができます。
Webサーバーは要求されたWebページなどのデータをブラウザに送り返します。
その他にクライアントサーバーシステムを利用しているサービスがあります。ほとんどの人が利用されているサービス、『Eメール』です。
PCまたはスマートフォンでメールを送ると、メールサーバーにメールがどんどん蓄積されます。
例えば、スマートフォンの電源が切れたとしても、電波が届かない場所にいたとしても、好きな時にメールを受信することができるのはメールサーバーが存在し送信者が送られたメールが、まずサーバーに行き、そこから受信者に送られるからです。
このサーバーがなかったら蓄積される場所もなく、送信されたメールがもし受信者が電波がない場所や電源が切れていたらどうなるでしょうか。メールは受信者に届かず消滅します。
Webサイトもこのような作りになっており、ページをブラウザで表示するためにWebサーバーに蓄積しておくデータが必要です。
そのデータとは、通常HTMLドキュメントと、画像・音声・動画などのマルチメディアデータになります。
HEMLドキュメントとは、Webページの記述言語であるファイルのことで通称『HTML』と呼びます。
まとめ
いろいろ説明してしまいましたがどうでしょうか。まとめると、Web = インターネットと思われがちですが、そうではないのです。
厳密には、インターネットはコンピュータ同士をつないで提供される情報通信技術の総称。
Webだけでなく電子メール、IP電話、ファイル共有等に利用されるP2Pなど様々なシステムの土台となる仕組みのことを指します。
つまり、Webはインターネットという技術を利用して実現できるシステムの1つに過ぎないと言うことです。